2012年5月15日

ミドリイシはどんな波長によって、どんな色に発光するのか

Dana Riddle氏のCoral Coloration: Fluorescence: Part 1ってところに、調査したサンゴごとの励起する波長と発光する波長の表があります。そこから今回はミドリイシ(Acropora)だけ抽出してみました。
もちろん全種類を調査できるわけではないので一部だけになりますが、それでもどんな色に発光させたいなら、どんな色の波長を宛てればよいのかという指標にはなるかと思います。各波長のLEDとかを単体で揃えることができれば、どんな蛍光たんぱく質が含まれているのか分かりそうですね。10個ぐらい波長が違うLED素子が付いたスポットライトで、1個ずつON/OFFできれば理想なのかな。

同じような色に発光していていても、隆起させる波長が結構広いことが分かります。あと、UV-Bに近いUV-Aを利用しているものまでありますね。
PigmentColor.JPG


参考:Coral Coloration: Fluorescence: Part 1

注意:表を分かりやすくするために私が色を塗りました。波長(nm)からRGBへの変換は、下のツールを使いました。380nm以下は、RGB値がすべて0になってしまいます。
http://rohanhill.com/tools/WaveToRGB/

投稿者 TAKA : 13:35 | コメント (1)

2012年5月 3日

UVは珊瑚に害なことが多い

珊瑚の色に関して研究などされているDana Riddle氏のUVに関する記事を紹介したいと思います。中々興味深い内容でした。
まず始めのほうは、自然光、メタハラなどのUVについてです。エイジさんところでも書かれていますが、かなりのUVがメタハラなどから出ています。UVカットガラスを使用していてもUV-A(320-400nm)で約80%、UV-B(280-320nm)も60%ほど透過してしまっているようです。結構な量ですよね。
このUV-AとUV-Bは、水槽内ではどのくらいの深さまで届くかと言う結果も載っていました。深度によって急激に吸収されるようです。水深30cmでも0ではありません。これも照明の強さなどによると思います。

ご存知のとおり、珊瑚にはMAA(マイコスポリン様アミノ酸)を保有しており、この物質が紫外線から珊瑚を守っています。MAAは紫外線だけを吸収します。このMAA密度は、水深と共に半比例すると書かれています。また、UV照射がすくない領域の珊瑚をUV照射が多い領域に移したところ、光障害が起こったり、成長速度が遅くなってそうです。しかしながら、UVの照射量に反応してMAAが増加する可能性も否定できないと書かれています。
自然界では、UVの照射量は日の出と共に多くなり、日の入りに近づくにつれて少なくなります。これは中々水槽では実現できない機能だと思いますが、最近のシステムLEDでは可能だとおもいます。
最後に、珊瑚の色とUVの関係が書かれています。UVが珊瑚の色をあげると信じられていますが、Riddle氏の記事を読む限りそうでもなさそうです。UVの量を増やしたところ、幾つかの珊瑚は緑が多くなったそうです。これは、緑の蛍光たんぱく質が励起したためだと思われます。しかしながら、多くの珊瑚(特にAcroporids, Pocilloporidsなど)は、長期間の実験ではUVがない(~1 µW UV-A; <1 µW UV-B)ほうがより綺麗にな色になったそうです
後、UVが多い環境で高水温や高PARになると珊瑚の死亡率が高くなるともありました。このあたりは水槽でも気をつけたほうがよいのでしょうね。

結論としては、あまりUVがないほうが珊瑚にとっては良いと捉えました。UV-Aは400nmも含んでいますので、使用されている方はそれなりに注意が必要なのかもしれません。

参考
http://www.aquarium-design.com/reef/uvlighting.html

投稿者 TAKA : 15:38 | コメント (2)

2012年4月25日

素直にリン酸吸着剤を使用すればよい

PO4x4-pellets.jpg

日本語版のRBでも記事にしたことありますが、最近のリン酸吸着剤は非常に優秀です。各社色々と工夫しているのでしょうね。一昔前の鉄系リン酸吸着剤と上の写真のPO4x4の比較実験していますが、効果は倍ほど違いました。あくまで私の家の水槽での実験なのですべての水槽にあてはまるかは分かりませんが、非常に試す価値は高いです。

ZEOvitやBiopelletsなどが出てきたことにより、リン酸塩を簡単に低濃度を維持できるようになってきたと思います。が、うまくいかない場合もあるようです。そんなときに一時的にでもリン酸吸着剤を使用すると良いかと思います。コストパフォーマンスも非常に良いと思いますので、新しいタイプのリン酸吸着剤で低リン酸塩濃度を維持するスタイルもありかと思います。現に海外ではそういう動きも見られます。これでもあれでもリン酸塩濃度が下がらないと嘆くよりも、これ1つ使えば普通にリン酸塩濃度を下げれるんですから。硝酸塩濃度とリン酸塩濃度のバランスが取れれば、リン酸塩吸着剤を使用せずともバランスよくどちらも低濃度に抑えられると思います。

中々海外の製品が日本には入ってこないと思いますが、うえの商品に限って言えばMagicさんで手に入るようです。新しい商品を率先的に試すことで、色々な商品が日本にも入ってくると思います。

投稿者 TAKA : 08:54 | コメント (0)

2012年4月 3日

Acropora microclados(Ehrenberg, 1834) -ストロベリーショートケーキ-

Acropora microclados.jpg

Acropora microclados(Ehrenberg, 1834)としてLiveaquaria.comで買ったストロベリーショートケーキです。アメリカではAcropora microcladosの名で売られていますが、日本ではAcropora polystomaの名で販売されているようですね。

BHの和田さんもここに書かれていますが、1種だけではない気がします。
下の個体は、随分前に購入したストロベリーショートケーキですが、あきらかに今回購入した上の個体と違います。ミドリイシのIDって難しいですね。形としては、下の個体のほうが個性的で好きですね。
Acropora_microclados-2.jpg


投稿者 TAKA : 14:10 | コメント (3)

2012年3月29日

リン酸と餌の関係

最新のAdvanced Aquaristの記事にリン酸と餌に関する記事があります。殆どのアクアリストの場合、リン酸は餌食によって水槽に足されるとあります。当たり前と言えばそうなんですが、残餌がなくても同じのようです。魚が食べた餌に含まれるリン酸の半分以上は、外に排出されるようです。まあ、残餌を少なくすることで、水中にのこるリン酸は少なくはなりますが、0にはならないのです。

Phos-Food.bmp
上の表はAdvanced Aquaristの記事に載っていたものです。総水量400リットルの水槽に各餌を与えたときに、どのくらいのリン酸が足されているかが右端の列に書いてあります。結構な量のリン酸が足されていることが分かります。
もちろん水槽内にはリン酸を消費してくれるバクテリアもいるでしょうし、他の分子と結合してリン酸カルシウムなどによってプロテインスキマーに取り除かれることもあるでしょう。この記事がいいたいことは、自分が餌食によりどれくらいリン酸を足しているかを知ることにより、水槽のリン酸をうまくコントロールできますよということだと思います。水槽内のリン酸が減らないのなら、餌食を減らすか、またはリン酸吸着剤の量を増やすなどの対策をするなどしないといけないと言うことだと思います。


参照:http://www.advancedaquarist.com/2012/3/chemistry

投稿者 TAKA : 14:54 | コメント (0)

2012年3月26日

DyMiCo(DYNAMIC MINERAL CONTROL)システム

サンゴや魚にとって一番良いシステムってなんでしょうね。僕が知っている限りで一番良いなと思うのは、「Eco System(エコシステム)」です。ミラクルマッドからのミネラルが溶け出し、薄い泥での脱窒、海藻いれてプランクトンが自然発生。非常に自然に近いですよね。実践していないので、システムの許容量がわからないのですが、ネットを見ている感じではあまり多くの魚はいれることができなさそうです。脱窒が追いつかないのかなあ。ZEOvitは、ナチュラルシステムの応用系と書かれています。これが正しいかどうかは私には分かりませんが、Eco Systemの対極にあるシステムのように感じられます。個人的にはZEOvitとかのシステムに興味はありますが、一番サンゴなどに良さそうなのはEco Systemだろうというのが、僕の個人的な意見です。

まあ、僕の個人的な思いはおいといて、久しぶりに面白いシステムを見つけました。その名もDyMiCo(DYNAMIC MINERAL CONTROL)システム!DSBなどの発展系だそうです。このシステムは、EcoDeco社が考えたシステムだそうです。
概要を書くと、1.水槽の状況に合わせて脱窒リアクターを(ディナイトリフィケーション)を動的に制御し、2.それにより硝酸塩とリン酸塩などを制御する、システムだそうです。DyMiCoシステムは、脱窒リアクター内のORPとpHの値を元に制御・監視されています。これらの値により、リアクターのないの流量やリアクター内に自動添加する炭素源の量を調整するようです。これにより、リアクター内のバクテリアの活動をコントロールするようです。リアクター内には「砂」が入っているようです。珊瑚砂のことだと思うのですが、そこまで書いていませんでした。CO2も添加するので、リアクター自体がカルシウムリアクタのーの役目もするようなので、別途カルシウムリアクターの設置も無用とのことです。また、プランクトンも自然に湧くようです。このあたりもう少し読まないとなんでプランクトンが湧くのかよく分かりません。
すでにこのシステムを利用して幾つかの欧州の水族館は、サンゴ水槽を数年にわたって調子よく維持できているようです。基本システムが大きくなるようで、ホビーレベルには下りてきていません。が、EcoDecoのサイトによると、ホビーレベルのものを開発中で、数ヶ月以内に発表できるようなことが書かれています。これは非常に期待大ですね。

まだまだ詳細分からないことありますが、ちょっと調べてまた記事にしたいですね。

image001.jpg

投稿者 TAKA : 14:02 | コメント (1)

2012年3月25日

硝酸塩をあえて添加する時代に

Nitrogen Limited(窒素不足)やCarbon Limited(炭素不足)などという言葉を海外では良く聞きます。窒素は硝酸塩などに含まれており、ウォッカなどの炭素源には炭素が含まれています。水中の窒素や炭素の比率が悪いと、リン酸塩や硝酸塩濃度の下がり方が悪くなります。どのような比率が良いのかはちょっと分からないですが、RedSeaのNO3:PO4-X のマニュアルが参考になるかもしれません。
RedSeaからは、炭素源であると思われるNO3:PO4-Xは出ていますが、バクテリアや窒素源になり得る製品は出ていないとおもいます。ところがですね、Brightwell Aquatics社からは、炭素源のBioFuel、バクテリアのMicroBacter7、そして窒素源のNeoNitroがあります。この最後のNeoNitroですが、製品情報としてはBrightwell Aquaticsのサイトにも載っていない製品です(他の製品説明の中に名前だけは載っている)。このNeoNitroを少し前に偶然にショップで発見しました。商品説明を読んでびっくり、なんと硝酸塩濃度を上げる添加剤。硝酸塩を0にする為にすんご~い努力してきたのに、それをあえて上げる添加剤なんですから、びっくりですね。笑  
話は横にそれましたが、この3種の添加剤で色んな状況に対処しようと言うことですね。例えば、炭素不足ならBioFuel、窒素不足ならNeoNitro、良いバクテリア少ないならMicroBacter7を添加すればよいのですね。
NeoNitroの説明書を少し簡単に書きますね。
1.硝酸塩濃度が試薬で検知できないレベルの時に、硝酸塩濃度を3ppmあたりにあげます。
2.24時間経ってから再度、硝酸塩とリン酸塩濃度を測定し、どちらの値も変化なければCarbon Limited(炭素源不足)である。その時は、炭素源であるBioFuelを添加しなさい。これをリン酸塩、若しくは硝酸塩が下がるまで添加しなさい。
3.もし、炭素源であるBio Fuelの添加なしにリン酸塩が下がり始めたら、リン酸塩が目標値(0.01-0.02ppm辺りが理想)になるまで、硝酸塩が3-5ppmになるようにNeoNitroを添加しなさい。目標値になったら、目標のリン酸、硝酸塩濃度になるようにNeoNitroを添加しなさい。

頭が少し混乱しますね。笑  
簡単に書くと以下のようですかね。
リン酸塩、硝酸塩共に試薬で確認できるレベルとすると
・炭素源を添加していないのにリン酸塩だけ下がり始めた!
  → Nitrogen Limited(窒素不足)なので硝酸塩濃度をあげよう!
・リン酸、硝酸塩、どちらの値も下がらない!
  → Carbon Limited(炭素不足)なので炭素源を添加しよう!

間違いやご意見ありましたら、書き込みお願いします~。

投稿者 TAKA : 19:16 | コメント (2)

2012年3月24日

超低栄養塩と無給餌水槽

この趣味を初めてまだ7年少しなので、昔はどのように飼育されていたのか良く知りません。が、よく無給餌で飼育することでZEOvitのようなパステルなミドリイシが飼育できていたと聞きます。実際見たことないので、非常に興味がありますね。

さて、無給餌にする理由は、水槽内に栄養塩を生み出す素を入れないためだと考えられます。魚を入れると餌食をしないといけなく、入れると栄養塩が増える。もう少し言うと、ろ過能力以上の魚や餌食をすると駄目なんでしょう。なので、リン酸吸着剤を頻繁に取り替えたり、強力なスキマーをつけたりして対策していたのだと思います。
そんなこんなしているうちに、ウォッカなどの炭素源添加やゼオライトを使用するZEOvitシステムによる栄養塩を低く抑えるシステムが出てきました。これでも非常にパステルなミドリイシをパステル化することが出来るようになりました。
要するにどちらも栄養塩を極力抑えることができるから、ミドリイシがパステルになると理解しています。炭素源添加やZEOvitのメリットは何かというと、僕は魚を沢山入れながらサンゴをパステル化できるってことだとおもいます。海外のパステル水槽を見てみるとわかりますが、とんでもない数の魚が入っています。それでもパステルなのです。
もう1つ思うのは、魚が入っていることでサンゴへの栄養も補給しているのではということです。良く色が薄くなったサンゴには、魚の糞を与えろと言われます。これは、魚の糞がサンゴにとって栄養となるということです。パステル化しているということは、それだけサンゴに共生する褐虫藻の密度が低いと言うことです。なので、サンゴは他から栄養をとる必要があるのです。
魚を沢山入れることができるというよりは、魚を沢山入れたほうが良い、といって良いかもしれません。もちろん、ZEOvitや炭素源添加などもシステムが安定してから魚を徐々に入れていかないといけませんが。。。

投稿者 TAKA : 12:30 | コメント (2)

2012年3月16日

確認:410-420nm、1W、シリコン樹脂レンズ使用、350-400mW

勘の良い方ならどこで売っているのか直ぐ分かると思いますが、410-420nm、1W、シリコン樹脂レンズ350-400mW @350mAのLED素子を見つけました。見つけたと言うか、かなり前に見つけたんですが、1Wと言うことで放置していました。が、KR93SPで使用されているのが1W素子ということもあり、最近再調査しました。
エイジさんの基準も満たしているので良いかな。パッケージしている会社は無名ですが、SemiLED社のものを使用しているとも確認取りました。
気になるのは値段のほうですが、25個で$170なので1個当たり$6.80ですね。50個にすればもっと安くなります。
もし欲しい方いましたら、書き込みください。素子代+送料でお譲り致します。

投稿者 TAKA : 14:44 | コメント (0)

2012年3月11日

Tony Vargas氏の講演

今日はReefBuilders.com主催で行われたデンバーReefStockに参加してきました。お手伝いはできませんでしたが、一応ReefBuilders.comのスッタフなので開場前に中に入れてもらい、邪魔されずに色々と見れました。
ReefStockは、毎回有名人を呼んで講演をしてもらっています。今回講演する人の1人に、Tony Vargas氏がいました。彼は、最近Two Little Fishiesから発刊されたThe Coral Reef Aquariumの作者であります。この本の主旨は、「どうすれば上手にサンゴ水槽を作れるのか?」です。当然、今回の講演もその内容でした。
内容は色々あったのですが、一番心にのったのは、立ち上げを焦るな!というものです。日本では結構よく聞く話ですが、アメリカではそうではありません。Tony氏が言っていたのは、「3〜6ヶ月ルール」ですね。これ何かというと、ライブサンド、ライブロックで立ち上げて、照明以外の器具はすべて稼働させる。その状態で「3−6ヶ月そのまま水槽をまわす」らしいです。そうすることによって、水槽が安定するようです。数カ月もすると、見たこともない生物が水槽内に湧き出ているようです。ウミウシまで出てきたとか言っていましたね。この「3−6ヶ月待つ」方法はヨーロッパでは当たり前のことだそうです。最近、欧州の水槽がすごいのは、こういったことが浸透しているのもあるのかも知れませんね。直ぐに生体を入れることほど、危険なことはないのでしょう。私もライブサンドやライブロックで立ち上げて、1週間ぐらいで生体を入れ始めますが、全くよくない行為でしたね。
また、講演中に紹介されたすごい水槽は、すべて小さな欠片から育て上げたサンゴだそうです。大体5年ぐらい立ち上げからたっているようですが、非常に綺麗で水槽にマッチした成長になっています。これは本当に凄いことで、小指の先のような欠片から50cmオーバーのサンゴに育て上げるんですからねえ。これぞ趣味の醍醐味だなと感じました。

あと、面白かった所は、ライブロックを15年使用しているが、全く問題ないとか、50cmオーバーのシャコガイの中に共生しているクマノミの話(夜間にシャコガイが閉じているときはその中で寝ているらしい!)などは、非常に面白かったです。
最後に心打たれた言葉は、「自分の成功の秘密を他人に共有すること」でしたね。Tony氏は、Julian氏を始め多くの成功者は惜しげも無く彼らの成功の秘密を他人に共有してきた。それがあったから多くの人が成功できたと。「他人の成功は、自分の成功と同じだ!」と言っていました。多くの人が自分の成功の秘密を他人に惜しげもなく共有することで、アクア界ももっと発展していくと思います。

投稿者 TAKA : 21:03 | コメント (2)

2012年3月 4日

マイアミ・ハリケーンと言うなのキッカサンゴ!

今日は朝から車のメンテナンスに行って来ました。その後、久しぶりにBoulder市内にあるショップに行って来ました。たまに掘り出し物があるので。ここ最近、この地元ショップは結構よいキッカサンゴを置いています。キッカサンゴはアメリカでは非常に人気があり、物によっては小指の先のサイズで数万円ってこともあります。
まあ、そんな話はどうでもいいですが、ショップで水槽を見ていると何とマイアミ・ハリケーンと言われるキッカサンゴが複数在庫していました。しかも、中サイズで綺麗なやつで$80!これは安い!!!欲望が抑えられるはずもなく、即購入。良い買い物しました〜

MiamiHurricane.jpg

投稿者 TAKA : 16:09 | コメント (0)

2012年3月 1日

APIのAlgaefix® Marineで苔・藻退治!

苔や藻といえば、アクアリストの天敵!これがあるとせっかく綺麗なサンゴの見た目が台無しになるだけでなく、珊瑚を覆って☆にしてしまう!栄養塩を極力低くしたり、生物層を豊かにしたり、生物兵器を投入したりと色々な対処方法があると思います。無脊椎動物が入っている水槽では使用できなかったりする薬もありますし、中々難しいところです。

そんな苔・藻ですが、海外でかなり評価が高く、しかも無脊椎動物が入っていても大丈夫な薬があります。その名も、Algaefix® Marine!この薬、RCでもスレッドがかなり伸びています。当然、効果がない人もいますが、かなり多くの人に効果があり、苔・藻を撃退しているようです。
販売元のAPIのページによりますと、以下の苔・藻類に効果があると書かれています。
スピルリナユレモ属(oscillatoria)、Cladophoraキクロテラ(Cyclotella)

現在フラグタンクが苔・藻に苦しめられています。いきなりフラグタンクで使用する勇気はないので少し実験をすることにします。結果は後日!

投稿者 TAKA : 11:36 | コメント (3)

2012年2月28日

WINGER 3W 395nm LEDライト

WEPUV3-E1.jpg

随分前の話になりますが、ドイツで販売されているWINGERというメーカーの3Wの395nm LEDを購入しました。上の写真を見てもらえれば分かりますが、パッケージの中に素子が2つ入っています。エイジさんところの素子パターンの表を見るとGenesis Photonicsの素子に見えます。
因みに販売サイトに記載されている仕様は以下のとおりです。

Technical specifications
Package: Emitter, 2-Pin
Max. radiant intensity: 755mW
Viewing angle: 140°
Wave Length: 395nm
Forward voltage: 3.6V
Emitting color: UV (black light)
Forward current (max): 700mA
Power dissipation: 3W
Operating temperature range: -40°C ~ 90°C
Storage temperature: -40°C ~ 90°C
Solder temperature: 260°C (5 sec.)

Genesis Photonicsのページに素子の詳細が書かれたページがないので、どのような種類のものが使用されているのか良く分かりません。まあ、WINGERの仕様を信じるしかないのかな。笑  エイジさんが言っている基準もクリアしてそうだしね。因みにレンズはちゃんとシリコン製でしたよ~

投稿者 TAKA : 10:55 | コメント (0)

2012年2月27日

Chris Jury氏の水温についての記事

以前に「水温と珊瑚の成長速度」に関して記事にしましたが、Chris Jury氏が書かれた面白い記事がありましたので、紹介します。Chris Jury氏は、Reefkeeping Magazineにも記事を書かれている有名なアクアリストです。記事の題名は、「Great Temperature debate」、訳すと「最適な水温とは」かな。
記事はPart1~4まであります。内容は実際の珊瑚礁での水温の変化などについて記述されており、最後に水槽内での水温について書かれています。


Chris Jury氏の結論は、水槽内でも水温を25~27.8度に保つことで珊瑚の成長速度が一番速いと書かれています。また、水槽内に入っている珊瑚は様々な場所から来ているので22.2~28.9度の間で維持すれば良いでしょうと書かれています。(注意:この値は、上限と下限を言っていると思いますので、この上・下限値での長期飼育はよくないと思います。
水槽ではお勧めできないと思いますが、実験では高水温などの水温が変化するなかで暫く飼育した珊瑚は、高水温が長期間続いたときに耐性が高いようです。単純に考えても水温が変化する中で飼育された珊瑚のほうが、水温の変化があったときに耐性が高いのは当たり前かもしれませんね。

低水温で採取された魚を飼育しているときは、これらの温度にすると少し高すぎるので一緒に飼育するのは色々とコツがいるかもしれませんね。ある意味、浅場に生息する珊瑚と深場の低水温域の魚を一緒に飼育するのは本来お互いにとってよくないのでしょうね。

参考:
http://www.reefsmagazine.com/forum/reefs-magazine/78026-great-temperature-debate-part-1-chris-jury.html
http://www.reefsmagazine.com/forum/reefs-magazine/82353-great-temperature-debate-part-ii.html
http://www.reefsmagazine.com/forum/reefs-magazine/93637-great-temperature-debate-part-iii.html
http://www.reefsmagazine.com/forum/reefs-magazine/100587-great-temperature-debate-part-iv.html

投稿者 TAKA : 11:51 | コメント (6)

2012年2月20日

BPリアクターとαKone 250を掃除

今日はBPリアクターとVertexのα Kone250を掃除いたしました。
まず、うちのBPリアクターは、Vertexゼオビットリアクターを流用しています。専用リアクターじゃないので色々と工作を施さないとBPリアクターとして使用できません。まず、上下にあるスクリーンですが、ゼオビットメディアが落ちない、又は通らないような穴の大きさになっています。これだとBPは底に落ちたり、上から流出してしまいます。そのため、細かい目のスクリーンをシリコンでくっつけていました。それが1.5年も経つと、少しづつ取れたり、あいだから抜けだして、内側と外側の筒の間に入ってしまい、非常に面倒なことになります。そのためか、リアクあー内の流量も減っており、BPが思ったように攪拌されていませんでした。今回、古いスクリーンををすべて取っ払い、新しくスクリーンを接着しました。これでも、上部の隙間から出る可能性はあるのですが、前よりも随分まっしになったと思います。
僕が理想としているBPの攪拌状態は、リアクター内の上部まで噴き上がらず、ポンプが回っていない時と比べて少し浮くぐらいの攪拌状態です。中々それを実現してくれるBPリアクターがないのが残念です。リアクター上部に張り付くようなリアクターは、僕個人としてはNGです。

次にVertexのα Kone250のRedDragonポンプを掃除しました。こっちのデメリットは、ポンプの吸込口にストレーナーなどを装着できないので、ゴミが入り込みやすくなっています。特に、BPリアクターから流れでたBPがRedDragonポンプに吸い込まれ、インペラー部に挟まり、泡立ちが悪くなります。構造上、吸い込むのは仕方ないのですが、何か簡単な対策ができればGoodなんですが。。。

BPリアクターは、専用のリアクターでも良いのが出てきているので、そちらを購入しようかと考えています。ちょっと僕の理想の攪拌の仕方では無いですが、CAD Lightsのやつは個性的でいいかなあ。

投稿者 TAKA : 19:34 | コメント (0)

2012年2月12日

Aquatic Artを初訪問

先日の金曜日に初めてAquatic Artというアクアショップを訪問しました。ここのショップからは、FragSwapで購入したことがあります。品質は最高のものを揃えているので、期待しながら訪れました。因みに、週に1日金曜日の夕方4時間だけ開いている、なんともセレブなショップです。笑

ショップ内の水槽はこんな感じです。綺麗なフラグがならんでいますね。因みに、照明は400Wのメタハラの20000KとCannon LEDが使用されていました。

下の写真は私が撮った写真です。
photo.JPG

ショップの展示水槽内には、とんでもなくでかいミドリイシやLPSが入っていました。かなり長い年月維持されているのがわかりました。ちなみに下の写真のミドリイシの大きさは、MA誌4冊分ぐらいの大きさがあります。

photo-1.JPG

因みにこの展示水槽の中にいたベラはどれも最大サイズばかりでした。うちの水槽でいるベラがいかに小さいか理解できました。もっと大きく育てなたいなあ。

日本のショップではあまりショップ自慢の展示水槽を見たことがありません。個人的にみたのは、アキュリさんの展示水槽ぐらいかなあ。まあ、数年前の話だけどね。アメリカのショップは、だいたい展示水槽があって、その中の珊瑚は当然売り物じゃないです。でも、こういうショップの展示水槽を見るとそのショップの実力がわかるような気がします。そういうのを見てテンションがあがるのだと思いますし、生体の購入、器具の購入や、飼育に関してのアドバイスを聞きたいと思うのだと思います。日本では設置面積の問題もあるかと思いますが、こういったショップの知識の結集のような展示水槽があるとおもしろいですね。
これは個人的感想になりますが、このAquatic Artは、日本のスプラッシュさんを思い出しました。非常にメンテナンスがいきとどいていて、水槽のガラス面には苔一つありませんでした。非常に清潔感があり、「このショップいいな!」って思いました。生体の調子が良くても見た目が水槽のメンテがイマイチだと、購買意欲も削がれますからね。

投稿者 TAKA : 21:30 | コメント (0)

2012年2月 3日

Frag Swapに参加してきました

先週末の話になりますが、デンバーのアクアクラブ主催のFrag Swapに参加してきました。今回は参加ショップ数が少なかったので、去年に比べると小規模でした。まあでも、目当てのショップが参加していたので取り敢えず満足でした。いやーしかし、すべてのショップのブースはLED使用でしたね。

FragSwap1.JPG
FragSwap.JPG
会場の雰囲気はこんな感じです。因みに会場は、公立高校のカフェテリアです。

Rainbow_LPS.jpg
今回1番の激美LPSです。写真では再現されていませんが、虹色の点が散りばめられた宝石のようでした。

FragTank.JPG
SPSのFrag水槽。綺麗に蛍光色が光っています。

Radion.JPG
Radionを使用したFrag水槽もありました。良い色してました。


LR-DR.JPG
今回一番びっくりしたこと。なんとライブロックがドライロックの横で売られていたこと。誰が買うんだろう。。。

投稿者 TAKA : 20:35 | コメント (2)

2012年1月26日

我が家の水槽システム

自分の為にも現在のうちの水槽システムについて書いておこうかなあと。

1.BioPellets水槽
メイン:300L水槽 照明:T5蛍光灯8本
サブ:120L水槽 照明:SC2灯
Frag水槽: 80L 照明:自作LED
サンプ:160L
ろ過システム:BioPellets:1L、Vertex Alpha-kone 250
メモ:メインの水槽にSPSを沢山入れています。ベラもいっぱい。サブ水槽は、ある意味照明の実験をするためとメインに入れられない魚を入れています。前回紹介した豪州産サンゴもこのメイン水槽に入っています。

2.ZEOvit水槽
メイン:280L 照明:T5蛍光灯4本
サンプ:40L
ろ過システム:ZEOvit(放置気味)、Vertex Alpha-kone 200
メモ:ZEOvitとして立ち上げましたが、現在添加剤も入れてませんし、ゼオライトも1年ぐらい交換していない放置気味です。なのでZEOvitとは言えないですね。ただ、ゼオライトを交換しなくなってからのほうが水槽は安定しているように思います。あと、照明もT5蛍光灯4灯では、流石にSPSの成長が遅いです。そのうち照明を変更するつもりです。
ゼオライトの効果がまだあるのか知りませんが、リン酸塩も硝酸塩もほぼ0。水換えも週に20Lだけ。ゼオライトの交換で調子悪くなりそうで怖くて交換できていません。涙

3.魚水槽
メイン:300L 照明:20WのLED 2灯
サンプ:100L
ろ過システム:ウェット式+Remora Pro プロテインスキマー
メモ:魚をたんまり入れる予定でしたが、殆どをBioPellets水槽に移動。現在は、キングエンジェルフィッシュだけが泳いでいます。何か面白い水槽にしたいなと色々模索中。

4.サイケデリック・ラス水槽
メイン:80L 照明:なし
サンプ:なし
ろ過システム:外掛け式フィルターにろ材をいれてまわしているだけ
メモ:サイケデリックの雄だけが入っています。こいつの為だけに立ち上げた水槽です。冷凍餌しか食べないので水が恐ろしい程汚れます。週に一回、BioPellets水槽の海水で半分水換えすることで、硝酸塩も10ppm前後で抑えられています。そのうちどっかに統合したなと思います。

5.小型20L水槽
メイン:20L 照明:Slimline S(LED)
サンプ:なし
ろ過システム:エコシステム(サテライトLにミラクルマッドを入れて、ホソジュズモをいれている)
メモ:マメスナ水槽にしようと立ち上げました。が、イマイチ調子があがらない状態です。どうしようか悩み中。

正直、5本も水槽を維持するのは面倒です。本当は大きな水槽1本に、サブ水槽が2-3本接続されているのがメンテの面で非常に楽です。どうにか奥様の許可を得たいのだが、許可がおりないので断念。
今後の予定としては、ZEOvitとして放置気味の水槽の照明をLEDに変更予定。それに加えて、何か個性的な水槽にしたいと考え中。

投稿者 TAKA : 09:12 | コメント (4)

2012年1月25日

今飼育している豪州産ミドリイシ

ケントパパさんからリクエストがあったので、私が飼育している豪州産ミドリイシを紹介します。因みにろ過システムはBioPelletsゼオビットではありません(もう一つの水槽はゼオビットですが、メインはBioPelletsです)。照明は、T5。メタハラは、随分前に取り払いました。

一つ目は、Acropora spathulataです。オーストラリアの固有種だそうです。私は下の写真の赤系を1つと青系を1つ持っています。青系は、赤系と同じ場所に置いていたのですが、茶色くなってきたのでSCが2灯ついているサブ水槽に移しました。で、この赤系は当初来たときの色とは少し違いますが、赤ピンクで綺麗に育っています。写真には出ていないんですが、蛍光ピンクの色素が先っぽ2cmほどにのっていて輝いています。
A_spathulata.JPG

2つ目は、今流行りのストロベリーショートケーキ。来た当初はもっと濃かったのですが、少々薄くなってしまいました。これ以上薄くなるといやだな。もうちょっと本体に緑がのってほしいです。
Strawberry.JPG

3つ目は、Acropora abrotanoidesです。これ私が好きなミドリイシの一つです。枝が非常に太くて存在感があります。これがニョキニョキと生い茂るのを夢見ています。これは豪州産ですが、バリの養殖物も同じような色合いのものがあります。この個体は、本体の色が濃い緑で、先っぽあたりがピンクぽい感じです。
A_abrotanoides.JPG

写真ですが、すべてiPhone4Sで撮りました。私の家の環境では、一番見た目に近く撮影できます。上から撮っていますが、横から見ても同じような色に見えます。ただ、写真を撮ると照明の関係で上手く撮れないです。涙

豪州産のミドリイシの飼育ですが、飼育自体は難しくないと思います。ただ、色維持は難しいと思います。オリジナルの色を維持している人を殆ど見たことがありません。特に綺麗な色をしているAcropora spathulataは。 水質なのか、照明なのか、何がキーなのかわかりません。そういった点では、フィジー産のミドリイシと同じなのかもしれません。

投稿者 TAKA : 11:42 | コメント (4)

2012年1月22日

初めてのクジャクベラ ー エイトライン・フラッシャーラス(Paracheilinus octotaenia )


今まではイトヒキベラしか飼育したことなったのですが、今回はじめてクジャクベラの一種、エイトライン・フラッシャーラス(Paracheilinus octotaenia )を飼育することにしました。数週間前に、メス個体を1匹入手していました。フレームラスと同じように数匹メス個体を混泳させて、1匹を雄化させようかと考えていたのですが、非常に立派なオス個体を見つけたのでそちらを購入しました。
この雄個体ですが、8cmぐらいあります。非常にでかい!でも、その日のうちに冷凍マイシスを食べていました。さすが餌付けは簡単。
イエロータンに押され気味なので、まだ隠れ気味ですが、小さいメス個体が数日で普通に泳いだので、このオス個体も大丈夫でしょう。
クジャクベラ水槽が欲しくなった。セイシュルズフラッシャーラス(Paracheilinus attenuatus)が欲しい!ベルズフラッシャーラス(Paracheilinus bellae)も欲しいが、金額的に無理だろうなあ。

投稿者 TAKA : 13:09 | コメント (0)

2012年1月19日

今欲しい劇美マメスナ

マメスナほどコレクション性が高いサンゴも少なくない!といつも書いていますが、その中でも欲しいマメスナをご紹介。
今回は、すべてProCorals.comというショップで売っているもので、すべて水槽で繁殖させたものです。元株はどっかからもってきたものですが、これを時間をかけて繁殖させて販売しているのです。劇美ということもあり、値段も安くはないですが、買う人は沢山います。因みにこのProCorals.comを運営している人は、元々はこの趣味にのめり込んだ人です。趣味が高じて通販ショップをあけたようです。因みに通販ショップは副業みたいです。

1個目はこれです。このオレンジと緑の組み合わせが堪りません!
RASTA26_grande.jpg

2個目はこれです。濃い青が何か鋼で作られた花のようです。
BlueH2_grande.jpg

3個目はこれです。黄金に輝く中心部。こんな花が実在しそうな感じ。
9474952_orig_grande.jpg

写真はショップに掲載されていたものです。

投稿者 TAKA : 15:29 | コメント (4)

2012年1月12日

BioPelletsの色々~成功への秘訣?~

BioPellets(以下BP)って何で出来てるんでしょうか?性分解プラスチックってことだけど、それって何?な~んて疑問はあるわけです。別に何で出来ていようが効果があればそれで良いのでは?とお思いの皆さん、そのとおりです!何で出来ていようが効果があればそれで良いのです!って言ってしまうと面白くないので、今季号のCoral誌をもとにちょっと説明します。

P3HB(ポリヒドロキシ酪酸)が主なBPの成分らしいですが、幾つかのBP製品はP3HBVが含まれているようです。この2種の効果の差ですが、よく分かっていないそうです。また幾つかのBP製品は、違う成分なども配合されているようです。1つの例ですが、パウダー状のセラミックと一緒に混ぜることにより、BPを多孔質にして表面積を増やすことができるようです。
このP3HBなどがどうやって生成されるかと言いますと、Alcaligenes eutrophus(今はCupriavidus metalliduransが正しいのかな)に代表されるバクテリアによって生成されます。これらのバクテリアは、炭素が豊富な環境におかれたときに作成され、エネルギー貯蔵物質として蓄えられるようです。もちろん、他に利用可能な炭素源が無ければ代謝されるとのことです。

さて、BPを使用しても思ったような結果を得られないことってありますよね?何故成功する人としない人がいるんでしょうか?ZEOvitと違いしっかりとしたマニュアルがないのもひとつの原因だと思いますが、色々なコツはあるようです。1つはBPを利用して栄養塩を減らしてくれるバクテリアがその水槽にいない、または少ないケースです。いくらバクテリアの餌があっても、使用するバクテリアがいなければ話になりません。いないなら水槽に加えてあげれば良いのです。私が確認したのはBrightwell社のMB7のバクテリアです。これを添加後に栄養塩が減ったのは確認済みです。現在私のメインのSPS水槽では、毎週BioDigestを添加しています。餌を結構あげていますが、リン酸塩、硝酸塩共に0.04ppm以下と0ppmに近い値を維持しています。
栄養塩が下がらないときにもう1つ使う手法は、砂糖、酢、ウォッカなどの違う種類の炭素源の添加です。1つの炭素源よりも複数の炭素源を添加することで、特定のバクテリアだけでなく、多くの種類のバクテリアが繁殖して栄養塩を減らしてくれます。ウォッカなどが栄養塩を減らしてくれることは。すでに多くの人が実証済みです。添加量には気をつけないといけませんが、水槽の調子を見ながら添加すれば問題ないと考えます。
後は、BPリアクター内の流量、及びBPの量でしょうね。どこで見たか忘れましたが、規定量の2倍ぐらい入れたら栄養塩がさがりはじめたとありました。BPの使用法には、規定量が明記されていますが、様子を見ながら増やすのも1つの手だと思います。因みに私は1.5倍の量を入れています。

今後どのようにBPが発展していくかということもCoral誌に書かれています。1つは、P4HB、PHH、PHOなどの違う物質を使うという案もあるそうです。まだ、効果のほどは分からないようですが。。。

今回は、栄養塩を下げると言う点から書きましたが、色揚げについては触れていません。この点は、色々な要素がありすぎてBPだから色が揚がるとか言えない様に感じます。が、BPを使用して色揚げを成功している人からは、多くを学べると思います。機会があればそれも紹介したいと思います。

投稿者 TAKA : 16:58 | コメント (2)

2011年12月21日

LEDとドライバーを結線する

CrreのXM-Lが届いたので、早速ヒートシンクに接着して結線までしました。LED素子をヒートシンクに接着するのは、専用の接着剤でもいいのですが、後々剥がす時に便利なようにサーマルパッドというシールを使用しました。

結線は、半田ごてを使用するのですが、ある程度W数の高いものを使用する方が良いと、しんさんからアドバイスいただきました。なので、Weller社の40Wを購入しました。まあ、$27ぐらいなのでそんなに高くないです。
下が結線したものです。下手だなあ。。。。
3個直列で結線しました。直列なのでLEDのマイナスを、次のLEDのプラスに繋ぎます。
XM-L_soldering.jpg

次に直列に接続したLEDとドライバーの接続です。
プラス、マイナスが関係あるので、ドライバーの「V+」と書いてあるところを、LEDの「プラス」に接続します。ドライバーの「V-」は、LEDの「マイナス」に接続します。下の写真は、ドライバーのLEDに接続する側。
Driver_to_LED.jpg

次にドライバーとパワーコードの接続です。アメリカでは、グランドがあるのでパワーコードには3本ありますが、日本なら2つだけかも。
しんさんに質問して、パワーコードの方はACなのでプラス・マイナスは無いことを教えてもらいました。パワーコード側の緑の線はグラウンドなので無視。他の2本の線をドライバーの2本と接続。ACなのでプラス・マイナス関係ないのでどちらに繋いでもOK。
Driver_to_PowerCode.jpg

以上、全部結線してからパワーコードをコンセントに挿して点灯試験を行いました。もし、点灯しなければ半田付けが甘かったりするかもしれません。LEDは、結線する前に1.5Vの電池2本を使用して、正常に点灯することを確認しておくとよいです。

投稿者 TAKA : 11:09 | コメント (0)

2011年12月18日

LED素子の仕様の見方

自作LEDシステムライトを作るのあたって一番良くわからなかったのは、LED素子の仕様の見方。そこはしんさん、エイジさんなどの諸先輩がにお聞きして理解を深めていきました。この場を借りてお礼を申し上げます。

さて、今回の自作で使用する素子ですが、1つはCreeのXM-LのCool Whiteです。購入したサイトの仕様を見ると以下のとおり。

  • Min. lumens 280 @ 700mA
  • 3000mA max. drive current
  • 5,000-8,300K color temperature
  • 125 degree viewing angle (without secondary lens)
  • Forward voltage 3.1V @1500mA, 3.35V @3000mA

なんとなくわかる気もしますが、もう少し説明を。
色温度(color temperature)はすぐに分かると思いますが、どのような波長が含まれているか知りたいですよね。CreeのXM-Lのデータシートを見ると下のグラフを見つけることができます。今回使用するのは5,000−8,300Kなので青のラインを見ると良いです。
XL-L-spectrum.jpg

LEDを駆動させるのにドライバーというものが入ります。このドライバーの種類には簡単にいうと二種類あり、電圧を変えることにより調光できるタイプと定電流(Constant Current)を流すタイプです。今回は調光を予算の関係で選択肢から省いたので定電流を流すドライバーを選択しました。
使用するドライバーは、XM-L用にMean Well LPC-60-1750 constant current driverを使用します。見てわかるように1750mAの電流が一定に流れます。
少し話は戻りますが、上のXM-Lの仕様を見ると3000mAまで流すことができます。しかし、最大電流を流すということは、それだけ素子の寿命を縮めることになります。なので、1750mAなどの電流を流して使用することになります。
仕様にある3.1V @1500mAというのは、1500mAの電流を流すと、その素子にかかる電圧は3.1Vだよと言っています。要するにW(消費電力)=V(電圧)xA(電流)なので4.65W駆動です。下のグラフを見てください。赤のラインがそれにあたります。では、1750mA流すとどうなるかというと、青のラインになります。約3.15Vですね。なので3.15Vx1.750A=5.5125W。約5.5W駆動になります。
XM-L_V-A.jpg

次に、Lmが流す電流によってどのように変化するのかということです。仕様を見ると280 @700mAとあります。これは、700mA流すと280lm最低あるよと言うことです。下のグラフの赤線を見てください。今回は1750mA流しますので、下の青線を見てください。これを見ると700mA流したときに比べて225%明るいとなります。要するに2.25倍ね。lmで言うと280x2.25=630lmとなります。かなり明るいですよね。これはPAR値にも同じように言えるらしいです。
XM-L_Lm-A.jpg

間違いがあればご指摘ください!

投稿者 TAKA : 09:39 | コメント (2)

2011年12月17日

自作LEDの波長を考える

前回の記事から随分たってしまいましたが、パーツは着々と届いています。途中不運な事故に見舞われ少し計画が遅れていますが、色々と考えられてよかったです。
前回も書きましたが、目指すは14000Kのメタハラです。海外でも評判がかなりよいPhoenixの14000K球を参考にしたいとおもいます(コーラルグローのOEM球かな)。
では、そのPhoenixの14000Kがどういった波長なのかと言いますと下のグラフの通りです。因みに実測した値だそうです。Sanjay Joshi博士のサイトは便利っす。
波長のピークは455nmあたり。当初はCreeのBlue(ピーク;465-485nm)だけでを考えていたのですが、それでは455nmにピークを持ってくることができないことが発覚。なので急遽CreeのRoya Blue(450-465nm)を使用することにしました。
波長を見てもらうと分かりますが、420nm(バイオレット)や505nm(シアン)の波長は含まれていますが、それほど大きなピークはないです。

Phoenix14000K.png

エイジさん所のLEDスペクトラを使用してシミュレーションすると、以下の波長になりました。
シアン、420nmは、使用するLED素子の仕様が分からないので他のものに置き換えています。なので、少し変わってくると思います。多少ずれがあるかもしれませんが、まあ大体の波長はカバーしていると思います。

Prototype.jpg

投稿者 TAKA : 14:13 | コメント (0)

2011年11月29日

自作LEDライトに挑戦

やっとこさLEDライトの自作をすることにしました。この感謝祭の週末に一斉セールをやっていたので、せこせことセール品をあさりました。色々パーツをそろえて分かったことは、既製品のシステムLEDかった方が良いかもってことかな。笑  もちろん既製品に比べて安くあがるんですが、コントローラ部分は自作できないので、その分を考えると同じ値段ぐらいかなと。色々とコントローラ部分で遊びたい方は自作は向いてないかも。対して自作するメリットは、自分の思うような波長を含んだLEDシステムライトを作れますし、LED素子の乗せ代えも自由ですしね。やっぱチャレンジしたい人向けかな。

自作LEDは、現在の150Wメタハラがついているフラグ水槽に設置するつもりです。3W素子ばかり使用する予定で、16個使う予定なので48W。ただ、結構小さいヒートシンクで自作するので、フラグ水槽全体を照らすことは無理だと思います。CreeのXP-Eの青とXM-Lの白が基本で、それにシアン、420nm、UVを入れる予定です。これらを使用するのは今の流行のようなので入れてみました。笑
一応目指す波長は、14000Kあたりの波長です。青多めであとパッパ。

投稿者 TAKA : 12:38 | コメント (12)

2011年11月17日

Coral誌の「何故青い光がサンゴの色に重要か?」が面白い

今季号のCoral誌の特集の一つに「何故青い光がサンゴの色に重要か?」というものがありました。面白い特集ですね〜。この特集で言う「青い光」とは、430〜490nmの波長を指しているようです。
私が興味を持った箇所を幾つか紹介します。
1.木の葉っぱは、光量が多い上部のほうがクロロフィル(Chlorophyll)の量が下部に比べて少ない。これは、十分に光合成に必要な光を得られるためクロロフィルの量が少なくても大丈夫である。これはサンゴの褐虫藻にも同じことが言える。ここまでまでは誰でも知っている事実。クロロフィルやペリジニン(カロテノイドの一種)は、青や青緑の光を主に吸収するため、これら特定の波長の光量を増やすことは、波長全体の光量を増やすのと同じ効果(サンゴの共肉を薄くする)がある。要するに、クロロフィルとペリジニンに必要な青い波長の光があれば、これらの密度が少なくてもサンゴのエネルギーに必要な十分な光合成を行うことができ、そのためサンゴの色も薄くすることができるってことです。

2.ハイマツを使用した実験で6週間ぞれぞれ赤、青、緑の光を与えた所、青を当てたハイマツが一番、緑と赤の蛍光色が強く出たとあります。

3.ハイマツを使用して実験では、光の強度が増せば増すほどカラフルで蛍光色になった。

4.青緑の蛍光タンパク質は、弱〜中程度の光量がよい。緑と赤の蛍光タンパク質は、光量が増すほど増えた。

5.サンゴが綺麗になるかは、サンゴの素質による。もうちょっというと、サンゴが保持している蛍光タンパク質の種類による。要するにこういった蛍光タンパク質をサンゴがもっていないと、いくら良い環境でも色は綺麗にならない。

太陽光を使用した実験ではないのですが、青の波長を主とし、赤などの波長も少しはいった照明がサンゴの色揚げなどにベストだという印象を受けました。。更に、赤の波長に関しても浅場のサンゴに少し必要なぐらいの印象をうけました。

まだまだ面白いポイントはあるんですが、それは購入して読んでみてくださいね。

投稿者 TAKA : 19:39 | コメント (6)

2011年11月10日

Turbinaria heronensis

あ~Turbinaria heronensisを衝動買いしてしまった。日本語リーフビルダーで記事を書いているときに販売されることを知り。そのまま勢いで買ってしまいました。実物を見ての感想は「でかい!」でした。さすがコロニーをそのまま販売しているだけありますね。
色ですが、光が当たっていないところではベージュですが、この個体は光をあてると緑ぽくなってかなり怪しいです。下の写真が実際の目でみたのと同じ色合いになります。ちょっと高かったですが、満足いく個体です。

Turbinaria heronensis-1.jpg

Turbinaria heronensis-2.jpg

投稿者 TAKA : 13:30 | コメント (4)

2011年11月 9日

Paracheilinus bellae Randall, 1988

少し前に書いた記事でクジャクベラも綺麗な種をいると書きました。その中でも非常に欲しいのがParacheilinus bellae Randall, 1988です。かなり珍しい種らしいので入荷なんて滅多にないのですが、なんといきなりペアの入荷があったようです。色々と購入してしまった後なので手が出ませんが、いずれは購入したい種ですね。いや、本当に綺麗ですよ!

下の写真は入荷があったPacific Island Aquaticsに掲載されていた写真です。
参考

555-1037-large.jpg

555-1035-thickbox.jpg

投稿者 TAKA : 10:41 | コメント (2)

2011年11月 4日

Cirrhilabrus rhomboidalis Randall , 1988(ローンボイド・フェアリーラス )

少し前に念願のCirrhilabrus rhomboidalis Randall , 1988(ローンボイド・フェアリーラス )を購入しました。綺麗!もうこれに尽きますね。赤系のフェアリーラスばかりが泳いでいるので、この紫〜黄色の色合いが非常に目立つ!幾何学模様の柄も僕好みです。
アメリカでは日本に比べて少々お高くなっております〜 いやでも買って良かった。大満足の個体です。

Rhomboid-110211-1.jpg

Rhomboid-110211-2.png

投稿者 TAKA : 19:14 | コメント (4)